「溺愛理論」感想・ネタバレ・考察 瀬里沢マリさんの高スペック女子と同じ幸せはもたらされるのか

「溺愛理論」感想
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「無理もしない 我慢もしないで愛される 溺愛理論」
今月に入ってから、こんな本を読みました。
著者は瀬里沢マリさんという方です。
この本を知ったのは本当にたまたま。
アマゾンの「この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています」
の戦略に思わず乗ってしまいました。ベストマッチング率高しです。


さて、私は現在女性向けの記事をよく執筆しています。
恋愛コラムを執筆しているライターさんのプロフィール等を見ると、みんな女子力が高く、経験が豊富で様々な切り札をお持ちの方が多い気がします。
私も、普通の女性は体験していないようなことは良い意味ではなく、たくさんありますが(特にこのブログの空白時間にですね)
どちらかというと、こじらせ女性を優しく応援する同士のような目線で仕事をしています。
ですから常に恋愛コラムを書くために勉強になりそうな雑誌や本には、敏感になっています。

瀬里沢マリさんの評判・レビュー

まずは、瀬里沢マリさんとう方がどんな方なのかほかの著書をクリックしようとしたら、この本が初の出版だったようでアマゾンでのリンク先はありませんでした。
(この記事を書いている現在は、リンク先に飛べるようになっています)

次にブログを拝見し、溺愛コンサルタントをされているということ。
そしてレビューもとても評価が高かったことが決め手となって、購入することにしました。

せれむが抱いていた、「こじらせ」ならではの先入観・イメージ

ここからはネタバレを含みます。
(実際手にとって購入していただけるよう、純粋な感想として書くつもりなので実践的なアドバイスはオブラートに包みます)

瀬里沢マリさんのブログやレビューから、男性から溺愛されるためのアドバイスの本だということしかわからなかった私は、実際読む前に感じていたことはこんな感じです。

・お綺麗で聡明な瀬里沢マリさんだから、溺愛されるのではないか。
・相手も高スペックの方でないと、効果が得られないのではないか。
・相手の性格によってはあまり効果が得られないのではないか。
・実践する女性の外見や性格によっても、効果が得られないのではないか。
・交際期間や結婚期間が長くなると、継続した効果は得られないのではないか。

あまつさえ、別に男性に溺愛されなくてもいいし、その時間と精神力もないし……。
男性に甘い言葉を言われるより、やりがいのある仕事が欲しい。
男性から欲しいものを贈られるより、自分で稼いで購入したい。
と、典型的なこじらせ女性の思考に行き着いていました。



 

実際読んでみた感想

実際この本を読んでみると、まず瀬里沢マリさんは、
あくまで「美人で魅力的な友人ではなく、自分程度でも効果が得られた」
というようなニュアンスで謙遜してらっしゃいます。

「いや、それほどお綺麗で聡明でしたら、どんな男性でも溺愛してくれるんじゃ……」
と思いましたが、ページをめくるごとに、その行動力と脳科学に基づいた理論に打ちのめされました。

そして、私のようにこじらせ女性でも、具体的な実践方法が載っているので取り組みやすいです。

こんな人におススメ!

これまで不健全な恋愛をしてきたという女性。
また、男性からストレートに愛されている実感がない女性。
そして、男性を必要としない人生を歩もうと決めた女性。

そんな人達にもぜひ読んで欲しい本だと感じました。
彼氏や旦那さんがいて、長年こじらせてしまっている方にも何か取りかかりになる本だと思われます。
ピリオドを打とうと思っていてもなかなか打てない。
そんな人の最後の砦になるかもしれませんね。

まとめ

私に限って言えば、人に頼るより全部自分でやろうとしてしまうタイプなので、恋愛に限らずこれから対人関係にも応用できるスキルだと感じました。
人を利用するのではなく、甘えるのでもなく、感謝するという人として基本的なコミュニケーションを念頭に活かしていきたいと思います。