はじこい5話感想 じゅんこ、どくおやから「ユリユリをまもる」をおぼえた。

はじこい5話感想
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「初めて恋をした日に読む話」5話のあらすじ

怒涛の塾の強化合宿を終え、美和(安達祐実)ともんちゃん(真凛)に合宿後の現況を伝えている順子(深田恭子)。自分と匡平(横浜流星)のインフルエンザがうつり、自宅で臥せっている雅志(永山絢斗)に元気を出してもらおうと写真を送ったりしているが、雅志がなぜ隔離部屋にわざわざ泊まりに来たのか考えもつかない。
そんな順子は、合宿中突然王子さまキャラになった匡平の行動は、全て美和のいたずらだと思い込んでいて、匡平の本心には全く気づいてはいないが、教師と生徒としての師弟愛は感じると言う。「塾講師は自分の天職だったのかもしれない」と嬉しそうに語る順子に、美和たちは唖然となるばかりだった。
匡平の真剣な気持ちをいたずらだと順子に誤解させてしまった美和は、お詫びとして順子が20代の頃に撮ったハロウィン仮装パーティーの写真を匡平に送る。それを見たエンドー(永田崇人)たちから、「魔除け?」「罰ゲーム?」といじられる匡平。

一方、模擬試験が近づき、匡平の勉強法を模索する中、順子は理系を強化すべく雅志に協力を求め雅志のマンションを訪ねる。順子からの連絡に心を躍らせる雅志だったが、部屋の扉を開けると順子と一緒に匡平の姿があり…。複雑な気持ちの雅志は、多少腹を立てながらも今の勉強法の問題点を指摘しつつ二人を応援することを決意。雅志のアドバイスで、テスト時間に目が冴えるよう朝型生活に変更した匡平は、順子とともに一層勉強に励んでいく。

そんなある日、妻から届いた離婚届を提出するか悩んでいた山下(中村倫也)は、偶然にも順子と出くわし半強制的に飲みに連れていく。そして、すっかり泥酔した順子を家まで送った山下だったが…!?

出典:TBS公式サイト

「初めて恋をした日に読む話」5話の感想・ネタバレ

原作コミックス「はじこい」について。

少女漫画雑誌の「クッキー」で連載中。
2019年2月現在7巻まで出版されています。
未完なので、まだまだ最終回はどうなるのか分かりません。

原作者の持田あきさんの絵柄はとても華やか。
毎回ピンクを基調とした表紙のコミックスがズラリ。

また一味違ったコミックスの世界も楽しめそうです。
※ここからは、ネタバレが入ります。知りたくない人は急いでバックバック!

「今でしょ!」×3の深キョンが可愛い!

前回、塾の強化合宿でのユリユリのレディーファースト攻撃。
これを、美和がけしかけたウソ告だと勘違いした順子。
しかも、ユリユリからの純粋な恋愛感情を、「師弟愛」だと喜ぶ天然ぶりです。

「私、意外と塾教師に向いているのかも……」

と、林先生の真似を3つのカメラワークでポージング。


あれは絶対素で笑ってた。
ツイッターでも「可愛い」ぜめ。可愛かったです。

順子の水着姿とはいうけど、普通に半そで短パンな件について。

美和からユリユリにラインが。
「ウソ告と誤解されて悪かった。お詫びに、順子の20代の水着姿」
と送られてきた画像は、ハロウィンの囚人服?姿の順子。
全然水着じゃないけど、ユリユリは嬉しそう。

待ち受けにしてがぜん張り切ります。


誰も勉強することのない、南高の図書室で、一人勉強。
「うわー難しいこと、やってるなー」
と、一真がパンと飲み物を差し入れしてくれます。
飲食禁止ではとか野暮なことは言っちゃいけないよねきっと。

「流れが良くなりますように♪」と、雅志はトイレ掃除。

インフルで数日欠勤していた雅志はたまりにたまった仕事を目の前に大忙し。
そんな中、順子から部屋に行っていいか連絡が。
仕事もさておき帰ろうとする雅志。

実は、ホテル隔離事件の時、
雅志もユリユリ&順子の部屋に泊まりうつってしまったのでした。

「たまった仕事量、エグイっすね……」

後輩に冷ややかな目で見られてもいそいそと帰宅し、なんとトイレ掃除!!

なぜか3人中3番目推しの私ですが、少しだけ雅志のこと好きになりました。
チャイムの音。
壁にもたれかかり、カッコイイポーズで順子を迎え入れたら……。
はい、ピンク頭の少年が。

文系で数学を教える能力に限りのある順子は、
雅志に、実力テストの直前のテコ入れを依頼しに来たのでした。


さすが大人。ガッカリしながらも、東大極意の基本を伝授してくれます。
この辺はやはり育ちの良さを感じます。

順子、毒親に初めて言い返す!!!!!

「お母さん、口を謹んで!」
このシーン大好きです。


TBS公式サイト

参考書を取ろうと、ユリユリと自宅の前まで来た時に母親に言及されます。
「あなたは落ちたのよ。あんな子が東大に受かるわけないじゃない!」
と、これには順子も黙っていられなかったよう。
「これは私の挑戦なの。
私の生徒を否定することは許さない!

東大不合格から10年以上、ずっと我慢してきた順子。
ようやくここで母親に意見を言えます。

でも、母親も、順子が不合格になった時の自分の思いを味わわせたくなかったという心境を父親に吐露。
気持ちは分かるけど、これは順子の問題だからそれも含めて挑戦しているのだし
……口を出す義理はないように思いますね。

一発合格できなくても、挑戦して行動することに意味があるとなんで思えないのだろう……。

順子、一真を自分の部屋に泊める……

酔いが回って、一真も順子の部屋に泊まることに。

翌朝順子は大慌て。

ガムテで毛布ごとぐるぐる巻き始めます。
何事もなかったと聞き、順子は安心。

「高校のころ、俺が好きだったまんまだ……」

そこを登校中に自転車で通りかかったユリユリに見られてしまいます。
これは決してご都合主義な遭遇ではなくて、毎朝好きな人の家の前を通ることが励みになっていたのでしょう。

そして、ここで一真は現代文の出題として、どうして一男子高校生が、毎朝毎朝順子の家の前を通るのかを問いかけます。

 

「おばさんが高校生を……全部私、0点じゃーん!!」

ってやっとここで今までどれだけユリユリの心臓を
バクバクさせていたのか気づいたのかというね。かわいいけど。

一真に言われてやっと気づきます。
これまでの一真の、自分に対するふるまい。
「極めて信頼関係のある、教師と生徒の関係…」
「本文においては熱い師弟愛だと……」
そう自分に言い聞かせる順子。

でも現代文の攻略方法通り、私的感情を入れずにそのまま解釈すれば分かるはず……。

「回答者の主観はいらない」

そう一真に言われてやっとユリユリの恋愛感情に気付くのでした。

毎回、こんな風に東大受験の勉強内容から、伏線回収される脚本がすごい。
初回の「無敵ピンク」からすでに気づいて欲しかったけど、他意が無いのが順子の魅力の一つ。

そして、再度順子に告白したけど、そこはスルーされ、ニヒルに微笑みながら立ち去る一真がカッコイイ。
「俺の回答は聞く気ねえのか?何で現代文の先生やってんだ。このガリ勉鈍感女」
その背後ではひたすら順子は今までのユリユリとのやり取りを振り返って、
恥ずかしくなったのか悶えています。

次回はユリユリが一真に宣戦布告??

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この回のブラウス可愛いと思ったら楽天で見つけました。
毎回順子の衣装も楽しみ。そして次回も楽しみです。

 

アイキャッチ画像出典:TBS公式サイト

考察・まとめ

■じゅんこ、どくおやから「ユリユリをまもる」をおぼえた。