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2000年第4期モー娘。のメンバーに抜擢された時のつんくの高評
「一番歌唱表現が大人びている」
小学6年生でデビューした加護亜依。
辻希、矢口真里と共に「ミニモニ。」も並行で活動し、
子供番組で好評を博していたやんちゃキャラだったが
実はつんくによる評価は相当高いものであった。
一度はジャズシンガーを目指しニューヨークへ
2009年に英語やジャズを学ぶ為、ニューヨークへ短期留学。
「背が低くてもおっきい存在になれる国」
と語っている。
「アイの声質はまさにジャズに向いている!見出してくれた人に感謝だね!」
当時セッションしていたバックミュージシャンもそう語っている。
では見出してくれた人とは?
共演して知り合った春風亭小朝に見出されたその声質
2008年春風亭小朝と二人芝居で共演。その際に歌うシーンがあり、
「ジャズやってみたらどう?」
と言われた加護亜依。
それまで未経験だったがその好奇心旺盛な精神により
「じゃあ、ちょっとやってみますか」
と答えた事からはじまったらしい。
2010年3月31日 ジャズアルバム発表
「AI KAGO meets JAZZ?The first door?」「ジャズってすごい自由。色々な歌い方があって、カッコよくも歌えるし、sexyにもcuteにも歌える」
ジャズの魅力を彼女はこう語る。
スタンダードを集めたラインナップだが、加護のポップな雰囲気に合わ
せた繊細で上品なピアノアレンジが何とも心地よい。
日本人のジャズシンガーで有名どころはJUJU、スピードの元ボーカルヒ
ロ等、実力若手シンガーもひしめき合っている音楽ジャンルではあるが
加護亜依の歌声には嫌らしさの無いセクシーさ、悲哀さ、キュートさ
が表現されている。
つんくも絶賛した実力がうかがえる一枚である。
その後オムニバスアルバムに「ラムのラブソング」「ひみつのアッコち
ゃん」など、得意のアニメソングもレコーディング。
最近の活動、今後の活動は?
今年2014年6月には3人組ガールズユニット「Girls Beat!!」を結成し、
アイドル活動を再開させていたが加護亜依にとってまたもやはばかれるの不祥事。
モー娘。で一番の悲劇のメンバーという印象が色濃い加護亜依。
今後またジャズシンガーとしてひと皮向けた女性の悲哀を歌ってくれることを望む。