ドラマ何食べこときのう何食べた8話ネタバレ感想あらすじ。ゲイとして生きる事への価値観のすれ違いに悩むシロさんと賢二。この溝は埋められないままなのか…?

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ここ何週と続けて小日向さんとジルベール航登場でドラマとして一気にゲイ感が高まった感じです。ダブル食事デートをしても相変わらずクールで冷静なシロさんなので時々健気な賢二が可哀そうに思ってしまいます。でも自宅で二人だけで過ごす時間に見せる屈託の無い笑顔には、やはりキュンとしてしまいますね!西島さんはこういう役、本当に地で演じている感じで似合います。
さて今週はシロさんのお友達のゲイカップルが登場します。展開はいかに・・・?!

 

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きのう何食べた?前評判や期待の声を原作ファンも交えての口コミ&レビューをまとめてみました。



アイキャッチ画像出典:公式サイト

何食べこときのう何食べたの8話のあらすじ

2019年5月29日(金)放送 第8話

ある7月の夜。筧史朗(西島秀俊)は矢吹賢二(内野聖陽)に誘われレストランにいた。だがその店は男女カップルだらけ。しかも現れた賢二の友達は、長島義之(正名僕蔵)と本田鉄郎(菅原大吉)の同性カップル…ただでさえ肩身が狭いのにと周囲の目を気にする史朗。
店内の客が自分たちに違和感を感じているのを察知し初対面の2人を冷たくあしらってしまう。
さらに帰り道で史朗は賢二に八つ当たりしてしまうが原因は他にあって…。

引用:公式サイト

何食べこときのう何食べたの8話の動画まとめやネタバレ感想

※ここからは、ネタバレが入ります。知りたくない人は急いで「戻る」ボタン推奨です。

シロさんのお友達カップル登場で和気あいあい・・・とはいかず何やら雲行き怪しく・・

シロさんのお友達カップルがぱっと見、ただのおっさん2人で笑えたけど(笑)見ていたらシロさんのお友達として納得な雰囲気の2人でした。
シロさんのように圧が無く、癒し系というか、和みキャラだなと思いました。
一方、シロさんの苛立ちは帰り道にピークを迎え思わず怒鳴った時は勘弁してーと思いました。そんなに怒る事?!と思いがちですが、シロさんにとったら自分がゲイとして抱えている問題を周りに丸裸にされて公開処刑されたような気持ちになったのでしょう。ここからの脱出はかなり厳しそうですね。
でも、もしシロさんがゲイじゃなかったとしてもこんな風に自分で勝手に思い込んでイライラして怒鳴る彼氏ちょっと、いやかなり嫌だなぁと思っちゃいました。賢二も逆切れせずに受け入れててなんて人間出来ているんだと思いました。

シロさんとすっかり仲良しの佳代子さん。的を得た見解が鋭くて視聴者の代弁をしてくれてる!

またまた登場の佳代子さん。もうすっかりご近所の仲良しさんなんですね。桃をシェアしていて、「そうだ、もうすぐ桃がスーパーに並ぶ時期だなぁ」なんて思いました。私は桃のアレルギーなので(泣)一切食べられないのですが、冷やして食べるとっても美味しいですよね~!
賢二の桃好きが判明しましたが、シロさんは本当素直じゃないですねぇ。大人だからこそ、素直になって賢二への想いを言葉にしたら良いのに、何かにつけて照れ隠しのような発言と捉えられてしまいそうです。
それにシロさんが言うと何だか全て屁理屈に聞こえてしまいます・・。
そんなに難しく考えてお付き合いしなくて良いんじゃないかなぁと思うんですが、シロさんの中ではお付き合いに於いての危機管理が徹底していますね。

待望の筑前煮!やっぱり和食は落ち着く!!

シロさんの料理シーンはやはり安定感がありますね。先週の賢二の料理も良かったですが、余計な小芝居が無く(笑)料理も夕飯の一品になりそうなものばかりで一段と美味しそうに見えました。
調理と並行しての片付けも手際が良く、決して広いキッチンではないからこそ、参考になる動きがたくさんあります。筑前煮の一旦取り出した鶏もも肉に砂糖と醤油を漬けておく裏技は知りませんでした!あの方法であれば、お肉が柔らかく、しっかりと味が染み込みそうですね。筑前煮は最近ご無沙汰なので、早速今週は作ってみようと思います!
また、鮭と卵とキュウリのちらし寿司も簡単で美味しそうでした。最近うだるような暑さが続いているのでお酢をつかった献立は是非取り入れたいです。


鉄さんとヨシさんのビジョンに思わずほろり。ゲイであるだけでこんなに取捨選択している人もいる。


鉄さんの田舎の両親にはビタ一文渡したくはないという告白は事情が深いなぁと感じましたね。ゲイである自分を受け入れてくれることはなかったと推測できますね。こんな風に自分と恋人が法のルールにより不完全な状態にならないように社会の仕組みを使って守る事がいかに大事か勉強になりました。そういう意味では彼らにとったら日本は生きづらい場所なのかなと思います。
賢二とシロさんの「目の演技」もすごいなぁと思いました。言いたい事はあるけど敢えて言わずに、目で伝える様子がうまいなぁと思いました。相変わらず賢二の仕草は乙女でしたけど(笑)

価値観の異なる二人。一旦は仲直りをした風だが・・実際はグレーなまま。

今回の内容はゲイカップルに限らず夫婦、恋人の誰もが「私もこんな事があった」なんて過去があるのではないでしょうか。何かを2人で計画する時に予測をし、先手の対策はせず、後手後手になってしまい、相手と喧嘩になる人。賢二のように、核心には決して触れず、何気なく仲直りの何気ない会話を投げかけられる人とそうでない人。
第三者へのよろしくない態度を取ってしまった事で不穏な空気が流れたり・・賢二とシロさんも一見、本当に男女のカップルと同じような事でケンカをし、傷つき、悩みなんとなく仲直りをしいるんですね。
今回の仲直りは色に例えたら白黒はっきりはせず、グレーなままですね。でも普通に会話する・・っていう(笑)わかり過ぎる朝の風景でした。

ドラマなに食べ8話のまとめと考察

  • 佳代子さん登場=果物みたいな設定になっている感がある!次の登場も楽しみ!
  • ヨシさんと鉄さんの事情に触れ、ゲイというマイノリティーさがいかに社会的に生きづらいかという現実が伝わってきた。
  • 世間体を気にするシロさん。気持ちのその先を常に考えているのに、忠直すぎて、それが裏目に出ている感じだった。ゲイとしての殻を破る事が出来るのか?今後が気になる!
この記事を執筆したライター
アップルジャック
趣味はカフェ巡りやドラマ鑑賞が大好き!
大好きな作家、湊かなえの本を読みながらゆる〜い時間を過ごしたり、お家でドラマを観たりするのが一日の癒し時間。
いつかバリスタマシーンを手に入れて、ラテアートが上手に出来るようになりたいです!