子育て給付金がなくなる?1人3000円?育児手当の使い道は貯金?生活費?

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今日は中学生以下のお子さんをお持ちの方には、
切実なニュースを目にしました。

確か年末はニュースなどのメディアからは
2015年は財政の関係で子育て給付金がなくなると
報道されていましたよね。

ですが、一転して、現在1人月額3000円という方向で固めているようです。
全く無くなるよりありがたい話ですね。

約3分の1への減額はどう響く?

私個人の例を挙げますと、
小学生と中学生の子供が一人ずつ居ますが、
今まで年に4回8万円支給されていたのが2万4千円になるという事になります。
年単位で考えると、32万円から9万6千円へとひとケタ減ります。

こう考えると、今までが貰い過ぎていたのでしょうか。
ちなみに子育て給付金の使い道って皆さんどうしているのか調べてみました。

子育て給付金の使い道は?

2010年(平成22年)4月1日から実施された当初、
よくテレビの街頭インタビューなどでは

「子供名義で貯金」
「子供の塾や習い事などに使う」


という声が多かったように思います。

ちょっと公的な統計を調べてみました。

2010年12月に厚生労働省の調査結果が発表されています。
上位3位までは抜粋します。

41・6%「子どもの将来のための貯蓄・保険」
16・4%:子どもの衣類など
16・3%:学習塾などの学校外教育費
出典:厚生労働省の子ども手当の使途等に関する調査報告書より

2013年に行われた厚労省の調査では、約3割の親が
「家庭の日常生活費」に充てたと回答
しているそうです。


私も例外ではありません。
2010年に支給された当初は、もともと無かった臨時収入でしたから
子供の貯金をしていたと記憶しています。

しかし、数年たった2013年には、
子供の衣料費や給食費のまとめた納付に使わせて戴いていました。

話は少しズレてしまいますが、給食費について補足します。
私の自治体は給食費を近所の奥さん同士で係を決めて(小学校、中学校内で決めた地区役員)
その人に納付し、まとまったら金融機関に係の人が納付します。

私の住まいは関東の片田舎です。
都会から引っ越してきた奥さんには、
「えっ??いまどき引き落としとかじゃないの??」
とビックリされます。

高校などは個人個人の口座から引き落としでしたから
当初はわたしも面倒におもいました。

たぶん給食費を未納にする親が
増えていると全国的に取りざたされた為、
知り合いの奥さん同士なら色々噂になるし、
未納にしにくくなるためかもしれません。

そしてこの地区役員の奥さんに納めるわけですが、
これが皆さん毎月納めているのかと思ったら、
1年分まとめて納めている親が多いらしいんです。
1人約4000円として、
夏休みの8月を除く11カ月×4000円×2人ですと?万?千円。

ちょっとした成人の手取り月収の半分位になりますね。

わたしの家庭は主人が給与を管理し、
毎月決められた額の生活費でのやりくりでしたので
前納は無理でしたが、育児手当を貰う度に数カ月分
ずつ納めるようにしていました。

話をもとにもどしますが…。



母親たちの声

ちょっとネットでのママさんたちの声を掲載してみます。

それこそ今日の夢で児童手当てが、オムツとかミルクの現物支給になった夢を見ました。
肌に合わない時は申請しないといけませんでしたが、なかなかリアルな夢でした。

これ、リアルですね。
生活保護も専用のプリペイドカード支給になる自治体があるそうですが、

5歳児と3歳児がいます。
それぞれ乳児の時は貯金していました。

今は幼稚園の保育料や、集金に充ててしまってます。
なかなか貯められない(T_T)

毎日カツカツで生活費に消えます…

あと1年位で生活が安定しそうなのと、私も働きだしたら頑張って貯金しようと思ってます(>_<)

ネットで気になったのは、
「本当は子どもの為に貯金してあげたいけど実際は生活費にあてている」
という回答でした。


私も子どもの為に使うとは言え、
やはり貯金してあげられない事に罪悪感を感じています。



皆さん、「子育て世帯臨時特例給付金」ちゃんと申請しましたが?

今色々調べているうちに聞きなれない言葉が…!!

申請するだけで中学生以下の児童1人に一律1万円の臨時支給があったそうです。

私の自宅には通知が来ていたのでしょうか。

厚労省の「子育て世帯臨時特例給付金に関する特設ホームページ」
からざっと抜粋してみました。

●増税に伴い、子育て世帯の為に一時的にとられた政策
●平成26年1月に子ども手当を受け取っている児童対象
(例えば当時中学3年生で、4月から高校生でも支給対象)
●平成25年の所得が児童手当の所得制限額に満たないこと
●生活保護を受けている世帯は除外

これって早い自治体だと9月や10月、遅くとも
去年の12月末までに申請の締め切りがあったんですね!

役所にお勤めの方のお話によると…
実際気づかずに申請しないご家庭も多い
そうです…

早速知り合いのママ友達に聞いてみました。

「そういえば、育児手当の更新の時に役場で言われたけど申請しなかったよ」

忙しいママさんは、知っていても手続きが
面倒だったりして過ぎてしまった人も多いようです。

「うちは自営業だから所得制限額に引っ掛かって「不支給」って通知が来てた」

扶養家族の人数にもよりますが、所得がだいたい650万以上の
世帯の方は所得制限に引っ掛かってしまうそうです。

わたしもブログを書くようになってから知った程で…
親として、もっと福祉関係の情報に関心を持たなければと思います。

まとめ

●2015年の子育て給付金は最終的に1人月額3000円で最終調整されるらしい。
●子育て給付金の使い道は子どもの貯金、学資関係に充てる家庭も多い一方で、
やむを得ず生活費に充てる家庭も多い。
●2014年は増税の関係で臨時的な子育て給付金が支給された。