クロネコメール便が2015年3月31日で廃止になるそうです。
理由は、
利用者が知らないうちに信書を送ってしまい、郵便法違反に問われるリスクがあるため
だそうです。
しかし実情は単価の低い割には手間やトラブルの多い
メール便を廃止にしたという声も多いです。
確かに一冊82円で「サイズ測定」「機会に住所などを入力して伝票発行」
「配達記録を付ける」などの人件費を考えると、
ほとんどボランティアの様な部分もあったのでしょう。
ヤフオクなどのフリマサイトで薄いものを送る時に
メール便を活用していた方は多いのではないでしょうか。
特にオンラインで通販している書店などは販売者も購入者にも大打撃ですね。
クロネコメール便の料金体系
A4サイズで厚み1cm以内…82円
A4サイズで厚み1cm以上2cm以内…164円
定形外よりどの位おトクだったの?
冊子を送ると想定して大体の重さを計算してみました。
厚みが1cmサイズの書籍…平均の重さが約150g以内⇒205円⇒差額123円
厚みが2cmサイズの書籍…平均の重さが約250g以内⇒250円⇒差額86円
送料が一冊100円前後加算されるとなると、
日常的に利用している方にとっては大打撃ですね。
ちなみに私はヤフオクなどでよく布や古本などを販売しています。
毎日のように2,3冊出荷していたので50冊だとしても5千円の増額となります。
ネットの声を聞いてみましょう。
A4で\80が魅力的で、サービスドライバーが職場まで取りに来てくれていたのでもの凄く残念。
信書がどうとか、利用者に関係ない法律を何とかして欲しい。
このコメントが一番の総意ではないでしょうか。
他にはこんな意見が。
”メール便なくなったら薄い本の通販とか薄い本の通販とか薄い本の通販とかに影響が・・”
”クロネコメール便無くなったら私はどうやって薄い本を届けてもらえばいいんだ宅急便なんて高い送料払うのいやだよお”
”おうふ…薄い本の自家通販大変になるな…4月1日からの拡充に期待するかゆうメールかな…”
やたらと目にする「薄い本」とは?
どうやら同人誌の別称らしいです。
確かに同人誌って5ミリ厚くらいの薄い本が多いですね。
一般の人にはそのままの意味。わかる人にはわかる言葉で便利ですね。
代替の発送サービスは登場するの?
クロネコヤマトでは今後、専用の封筒による小さな荷物専用の発送方法を検討中だそうです。
郵便局のレターパックのようなものでしょうか?
4月1日からは、カタログやパンフレットなど「非信書」であることを事前に確認できた法人に対して、「クロネコDM便」としてサービスを提供する。
だそうです。
個人的な推測では一律250円程度になるのかな?と思います。
今後、印刷業界や出版関係、ネット通販などにも大打撃を受けそうです。
同じようなサービスが登場してくれることを願います。
まとめ
●2015年3月31日にクロネコメール便が廃止になる。
●代替サービスとして、専用封筒での小さな荷物の発送サービスを検討中。