はじこい6話感想 | ちゃんと男の子じゃん… 雅志に殴られ余裕の一真がカッコイイ。

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アイキャッチ画像出典:TBS公式サイト

「初めて恋をした日に読む話」6話のあらすじ

泥酔し、順子(深田恭子)山下(中村倫也)は一晩を過ごしてしまった。
一線は越えなかったが、翌朝、家の前で山下と2人でいるところを通学途中の匡平(横浜流星)に見られ順子は動揺する。
さらに、「匡平は順子のことが好きだ」と山下から聞かされパニックになり、仕事終わりの美和(安達祐実)に助けを求める。
話を聞いてもらううちに、匡平を東大に合格させることが何より大事だと再認識した順子は、匡平の気持ちは勉強のし過ぎでおかしくなっているだけだという結論を出す。
その頃匡平は、山下と顔を合わせる気分になれず学校をさぼりカフェで自習していた。
偶然雅志(永山絢斗)と遭遇した匡平は、嫌いになりそうなくらい順子が好きだと思いを吐露し、雅志を慌てさせ


そんな中、美和の提案で順子たちの高校の同窓会を開くことになり、雅志が幹事を引き受けた。
順子以外の女子にはモテる雅志は、そんな自分を順子に見せるための姑息なアピールの場として気合を入れる。
だが、当の順子は行く気ゼロ。しかし、そこで彼氏を見つけられれば匡平の気の迷いもおさまるかもしれない、という美和の言葉に納得し、同窓会に行くことを決める。


一方で、匡平に勉強を教えていた順子は、数学の質問に即答することができず、自分の力不足を痛感していた。
順子は匡平のためを思い、ある決断をする・・・。


出典:TBS公式サイト

「初めて恋をした日に読む話」6話の感想・ネタバレ

原作コミックス「はじこい」について。

原作者は、集英社の「りぼん」や「クッキー」で活躍中の、持田あきさん。

東大受験を失敗した、こじらせアラサー女子
順子が3人の男性から想いを寄せられるストーリー。
原作は色気のある絵柄でドラマとはまた一味違った魅力があります。

少女漫画雑誌の「クッキー」で連載中。
2019年3月現在8巻まで出版されています。
※ここからは、ネタバレが入ります。知りたくない人は急いでバックバック!

17歳に好かれるなんて、前世でどんな善行を積んだの?

夜のお店を閉めた女社長の美和のもとに、順子は尋ねます。
サラリーマンに囲まれながら、朝の定食屋でそぐわない会話が繰り広げられるところが面白い。
ユリユリに、一真との仲を誤解されたとショックを受けている順子に美和が慰めます。
「嫌われて良かったじゃん、これでユリ平も正気に戻るでしょ?」
そして、
「何か言われた気がするけど、ユリユリに観られたショックで覚えてない」
告白をスルーされた一真に同情する美和。
画像出典:TBS公式サイト
何はともあれ、今はユリユリを東大合格させることが先決だと美和にたしなめられます。

「巡行」ミサイルが「順子」ミサイルに見えるほど、一真は順子にメロメロ。

ユリユリのいる南高で、一真は世界史の授業をしています。

そこで教科書の文字が「巡行」ミサイルが「順子」ミサイルに見えるほど順子に想いを募らせていることに気付くのです。

「好きで好きで、キライになりそうなほど、好きです。」

偶然カフェでユリユリと雅志が遭遇。そこでユリユリは

「好きで好きで、キライになりそうなほど、好きです。」

と雅志に打ち明けます。


画像出典:TBS公式サイト

「何かあったのか?」

と慌てる雅志ですが、アメリカ出張の便が迫っています。

後輩に急き立てられて詳しくは聞けませんでした。

しばらく恋とか愛とかパイとか考えないようにしよう

ユリユリに、自宅前で一真を朝帰りさせているところを目撃された順子。

軽蔑されたか心配でしたが、ちゃんと塾に出席しているユリユリを見て一安心。

「春見がいい」というユリユリに

「しばらく恋とか愛とかパイとか考えないようにしよう」

と、東大受験に専念することを自分の胸にも言い聞かせます。


画像出典:TBS公式サイト

高スペックぶりを見せつけようと、雅志、同窓会を企てる。

美和にの載せられて、「ただのいとこ」というフィルターを取り払おう作戦を企てます。

他の同級生より際立った高スペックぶりを見せつけて、順子に思い直してもらおうと、高校の同窓会を企てます。

美和は同じ高校出身ではないものの、偽名を使って婚活がてら乗り込む魂胆。

文系の順子は理系を強化に思い悩む

3年の1学期も努力を重ねて、ユリユリは南高での通知表は、ほぼオール5。

でも、東大受験の模試では、E判定。

それを眺める順子と塾長。

「別に東大出たからって、教えるのがうまいってわけじゃないからね。」
「確かに塾長、東大出身ですもんね!」
「いや、今のはあなたを励ますために……」
「嬉しいです!」
「嬉しがるところでもニャイ」

このやり取りが面白い。
でも何気に塾長良い人。

ユリユリを意識し始める順子。

「しっかりしろ、私。
相手は勉強のし過ぎでおかしくなった高校生。」
そう自分に言い聞かせるけど、やっぱりときめいている風。

一真から何度か電話が入る。

「これ以上難しいことは考えられない。ごめん」
電話に出ません。
これは私もよくあるので分かる……。
順子、もういっぱいいっぱいなのね。

雅志の同窓会の準備は進む……

雅志は後輩に、同窓会のハガキ制作等を手伝ってもらいます。

「学歴も肩書もない別の自分になったら、本当の出会いがあるかもしれない」

肩書に群がる女子に食傷気味の後輩は、そう語ります。

同窓会に順子は現れず。

ユリユリに数学(周期関数でない証明がなんちゃら)を教えていて、結局同窓会に来られなかった順子。

「良いオトコじゃん!」

そこで美和は、初めて一真を見かけます。
遅ればせの参加に、皆が「山下くーん!」と黄色い声。
雰囲気があって、人目を引いてます。

美和は一真に声をかけ、順子が来られないことを伝えます。


画像出典:TBS公式サイト

順子の呪いはまだまだ続くが、美和と雅志の後輩君の純愛も始まりそう……

同窓会の帰り、雨に降られて雨宿りする美和。

そこへ偶然、雅志の後輩君と鉢合わせ。

後輩君は、普段通っているジムの最上階のレストランを、
雅志の同窓会の会場にと手配してあげたので偶然というか必然?
後輩君は、美和に「売れないダンサー」だと嘘をついてしまいます。

東大出身のエリートサラリーマンではない別の自分なら、
本当の出会いがあるかもしれないと思っていたからでしょう。

美和も、占いでラッキーカラーのエメラルドグリーンのスニーカーを履いている後輩君に運命を感じている模様

さっき同窓会で、陰のあるシングルマザーを演じて
弁護士、医者、CEOなどたくさん名刺をもらった時は
「まずまずか……」と、つまらなそうな顔をしていたけど、
後輩君の前では純粋に瞳を輝かせているのが可愛い。


画像出典:TBS公式サイト

部外者にも関わらず、モテモテの美和。

雅志、一真を殴る!

一真と雅志はバーに。
そして、酔った末順子の部屋に泊まったことを伝えると、いきなり雅志は殴り掛かります。
「ククク……八雲君、ちゃんと男の子じゃん……」
ニヒルな表情でライバルの雅志にクスリと笑う一真がカッコイイ。

初見では、いきなり殴りかかる雅志が許せませんでした。

(この回は、5回位みました。なぜか。)
でも、20年大切にしていた順子をとられたと勘違いしたのだから、仕方ないのかも。

自分では何も動かなかったじゃない。
行動的な一真に嫉妬しても……と思っていたけど、
雅志も雅志で頑張っている。

忙しい中、美和のアドバイスで同窓会を主催したり。
きちんと順子に告白したつもりが、伝わっていなかったし。

よく考えるとかわいそうだし、世の中の男性でもこんな報われない人が多いのでは。

ユリユリ、一真に「俺んだよ!」

一真が離婚したといううわさが教室中で飛び交います。

ユリユリが本人に確かめると
「俺も遊びじゃねえからな、春見のこと」
とけん制する一真。

「十何年ぶりにふらっと現れた奴にとられるつもりねえから。引っ込んでろ!俺んだよ」

あっユリユリが一番カッコイイ。
若いってすばらしい。


順子は、自分の能力不足を感じています。
他の東大専門塾にユリユリを入塾させる手立てを探している中、ユリユリに質問。
何浪かしてでも東大に入りたいのかどうか。
受験が終わったら、順子に大事なことを伝えたいと考えているユリユリは、
待てないから学部はどこでもいいと答えます。

もし、浪人覚悟だったら順子と二人三脚で歩めたかもしれない。
でも、これが後押しとなって、順子はユリユリを他の塾に入れることを決心したのでしょう。

「エトミカとくっつけようとしたり、
妙なババアアピールやめろよな。」


ユリユリは自分の好意に気付かれてから距離を置かれているのを分かっているのね。

からの、一真からの告白……。

「俺にとって大事なのは春見と……アイツと合格することだ!」
本気で東大に合格したいなら、特化した家庭教師をつけるという父親にこう言い返します。
順子とでなきゃ、意味ないよね……。
悲しいすれ違い。

 

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この回のシャツワンピが可愛いと思ったら楽天で見つけました。
白にステッチが効いていて春先から初夏まで着られそう。
毎回順子の衣装も楽しみ。そして次回も楽しみです。

 

考察・まとめ

■美和と後輩君のお互いのスペックを偽ったありのままの出会いの今後が楽しみ。

■「新品の靴を履いたら土砂降りに会う」
「注文したメニューが間違えて届く」
「割りばしを割ったら片方がくっついて失敗する」

……美和と雅志に、畳みかけるように効果が表れる「順子の呪いの威力」がスゴイ!