はじこい9話感想 | エトミカ&モモちゃん先生にとろろモテモテ!順子母ユリユリ父が毒親から良い親に。

Pocket

はじこいの最終回直前の9話。

犬好きのせれむはまず、とろろがエトミカとモモちゃん先生にモテモテの予告シーンを見て、心待ちにしていました。

からの、からの……こんな深刻な展開になると誰が予想していたでしょうか。いや、いない。

アイキャッチ画像出典:TBS公式サイト

「初めて恋をした日に読む話」9話のあらすじ

順子(深田恭子)は、匡平(横浜流星)が休んでいた遅れを戻すため、順子の部屋を開放して美香(吉川愛)、牧瀬(高梨臨)と一緒に勉強会を開いていた。そこに突然雅志(永山絢斗)が現れた。いつになく思いつめた様子の雅志に、順子は匡平のこと、牧瀬のことを聞き出そうとするが…。
12月になり、親戚の結婚式があり久しぶりに親戚が集合し、帰りに春見家に立ち寄った。話すことは、30歳過ぎていまだ未婚の順子と雅志の結婚話に…。いたたまれなくなった順子と雅志は、順子の部屋へ避難するが、そこで雅志は順子に決死のプロポーズをする。

新年を迎え、新学期になった南高校には、心機一転し受験に本腰を入れた匡平が登校してきていた。山下(中村倫也)は、匡平の受験に向かう姿勢を褒め励ますが、匡平は前から気がかりだったある事を山下に聞いてみる。

いよいよセンター試験まであと7日となった。センター試験前の塾での授業を終えた順子は、匡平と美香に連絡先を教える。
一方、「ハングリージャングル」で匡平と美香に勉強対策をしていた牧瀬の勉強会も最後の日となった。しかし牧瀬が席を外した時に、ゴリさん(皆川猿時)から雅志と順子が結婚すると聞いた匡平は…。

出典:TBS公式サイト

原作コミックス「はじこい」について。

2019年3月に、最新刊の8巻が出たばかりの「初めて恋をした日に読む話」は

集英社のマーガレットコミックスから発売中です。

持田あきさん原作で、少女漫画雑誌「クッキー」で現在も連載中。

「初めて恋をした日に読む話」9話の感想・ネタバレ

※ここからは、ネタバレが入ります。知りたくない人は急いでバックバック!

「なにこのモジャモジャ、かわいい!」

センター試験も直前。順子はモモちゃん先生に、父親の騒動の時に休んでいたユリユリのために勉強会を依頼します。

塾長「由利君、立ち直ったみたいですね。例の年齢サバ読み講師の力を借りて」
順子「あっ、すみません……」
塾長「いいですよ。うちの教室使わなければ……」

そんなやり取りがあり、順子は自宅の部屋で、ユリユリとエトミカを呼んで、モモちゃん先生と勉強会を開くことに。


モテモテのとろろ。

順子の母親も、急に態度を軟化。

人数分の手作りのおにぎりとお茶を用意して、

「体調管理にだけは気を付けてあげなさいね」

最終回のラスト15分前でコロリと手のひらを反す

「あばよ!薄ぎたねえシンデレラ!……いや、とっても可愛いシンデレラ」

説は無くなりました。(第1話の「考察・まとめ」参照

冒頭では、ユリユリの父親が山下に深々とお辞儀をするシーンも。

このドラマで出てきた毒親2人は、いっきに改心。

それもこれも

・ユリユリの頑張り
・順子のひたむきさ

この2つが大きかったのでしょう。

雅志の突然のキスに、順子の可愛いキョトン顔が大・崩・壊!

今回は雅志のターン。

美和にキスしてプロポーズします。

山下も飛び越えてきたあのいわくつきのバルコニーで

(ベランダというよりバルコニー。オシャンティーなその響き。田舎者のせれむは、渚のバルコニーしかしらないけど、ロミジュリに出てきそうな…どうでもいいので以下略)

意を決してキスしたのに……、深キョンの可愛いキョトン顔が一気に崩壊!!!!

 


そりゃ男と思っていない人からいきなりキスされたら誰でもこうなるうん。多分。

「エッ、何するの?照」じゃなくて、本気で

「ハッ、なにしてくれちゃってるの怒????????」的なね。


そして挙句の果てには、モモちゃん先生がユリユリが解答を間違えるたびに叩いていたピコピコハンマーで、
「悪霊退散!!」
と、雅志が何者かに乗り移られていると追いかけまわす。

雅志は可愛そうだけど、順子カワイイ。

お互い何かに気付く西大井&美和カップル。

売れないダンサー設定の西大井と、

不憫なシングルマザー設定の美和。

共通の知人がどうみても、雅志。

ラストでバレた時の2人の反応が楽しみ。

お金に余裕のある女社長と、東大出身のエリート商社マンのカップルもある意味分かり合えそう。

「あのヘタレポンコツ変人仙人男が……」

「洗いざらい、白状しなさい!」

順子から、「プロポーズを受けた」と連絡を受け、西大井とのデートを途中で引きあげて順子宅にやってきた美和。

「キスされた瞬間、嫌だったかときめいたか。もうそれだけで答え半分出るでしょ、女なら」

そう美和に問いかけられるも、唐突だったので
「驚きすぎて……一気に老けた。」
としか言えない順子。

「あのヘタレポンコツ変人仙人男が……」
美和は我が子の成長を喜ぶ母のよう。

「ニンジンぶら下げてあげなさいよ、彼には」

いつものお好み焼き屋「ハングリージャングル」。
モモちゃん先生を含む勉強会は、ここを借りています。
順子の部屋だと、脱ぎかけのキャミとかまあいろいろあって集中できないもんね、ユリユリ。
モモちゃん先生は、まだ雅志に未練があるよう。

順子にそっと進展を聞き、プロポーズされたと聞くと
ガッカリしながらも、毒舌交じりで順子を祝福しようとするモモちゃん先生がけなげ。

それでも煮え切らない返事の順子に
「ハッ、迷うとこ??」
驚くモモちゃん先生。
まさかユリユリのことが好きなのかと聞くと、順子は全否定。



画像出典:TBS公式サイト

「じゃ、夢見させてあげれば。春見先生さえ本気にならなければいい話でしょ。ニンジンあげて成績上がるならてっとり早いじゃない。4月になったら醒める夢。」

とモモちゃん先生。

順子はその手口に驚きを隠せないけど、モモちゃん先生は生徒のモチベーションを上げるのが自分の役目だと言ってましたよね。

きっと思わせぶりな態度も東大合格率を上げていたのでしょうね。

ほのかな憧れを持たせてあげていたモモちゃん先生は良いけど、
ユリユリにそれをするのは酷すぎるかと。

ユリユリと山下の、教師と生徒という枠を超えた男同士の話

「好きな女と毎日一緒にいてよく押し倒さないでいられるよな」
「それでも教師かよ」
「転職決めて良かった、ハハッ」

このやり取りはもはや教師と生徒ではないと突っ込みたくなるけど、
それよりも無理して笑う山下がなんとも言えません。

ヤンチャな中村倫也にキュンキュン!「孤狼の血」から「日本で一番悪い奴ら」など⇒ mieru-TV 初月無料

順子に想いを寄せるもう一人の男性がいた!

その様子を陰で聞いていて、傷心中のゴリさん。
ひそかに順子のことが好きだったなんて!
確かに、これでもかというほどお好み焼きをサービスしてたよね、しかもハート型。

美和のことが好きなのかと思ってたので、まさかの展開。
ゴリさんはユリユリ、雅志、山下とともに張り合うつもりなさげだけど、ここでまさかの……。

受験直前のユリユリに、プロポーズの件を話してしまうなんて!!

なんてことをしてくれるの、ゴリさん!!
いくら天然風味とは言え、タダでは置かないところだけど、
順子に傷心して気が動転している&ユリユリの恋心に気が付かなかった

ということなら仕方がないのか。
いや、やっぱりちょっとどうにかならないのか。

順子が雅志にきちんと向き合うことに……エライ!

高級レストランと思われるところで、食事をする順子と雅志。
「正直、雅志のことそんな風に思ったことただの一度もない」
正直に話していいと言われてそう伝える順子。
でも、
「ちゃんと考えてみる、雅志のこと。だからもう少し時間ちょうだい」
と向き合うことに。

即答せずに、もっと時間をかけようとする順子。
ここがエライ。多分、時間をかけたからといって、もう答えは出ている気がする。でも、誠実でありたいんだよね、きっと。

順子を待つユリユリは、熱を出して……

プロポーズの件を聞いたユリユリは、順子を塾で待っています。
そして10時になると塾も閉まり、外でまちぼうけ。

順子のスマホには着歴が2回ありましたが、あいにく充電切れで気付くのが遅かった模様。

熱を出して待っているユリユリを自宅まで送るユリユリ。

父親は順子、エトミカ、マイヤンたちを招待して、サプライズパーティー

この回で特筆すべきは、父親の変わりよう
ピンク頭の原因となったのが、マイヤンたちとの付き合い。
でも父親は、マイヤンたちとサプライズパーティーを計画します。

ここで一気にわだかまりが解けていくのを感じますね。

からの、鬼のお面をかぶってハグ。

ユリユリ、一次試験合格!のドヤ顔がかっこかわいい!

本調子ではないながら、一次試験は合格。

順子が抱き着こうとしたら、なぜか塾長たちが先に抱き着く。なんでやねんっ!

順子を待つユリユリのもとに、美和からの電話が……

二次試験の会場まで待ち合わせをしているユリユリ。
そこへ美和から電話が。
順子がバイクにはねられて、救急車で運ばれたという。
「大事な時にこんなこと伝えてごめん。でも、万が一の時あの時伝えてればっていうのはいやだから。とりあえず命に別状ないとは聞いている」
と連絡を受けます。

ここで疑問だけど……命に別条が無いのなら、せめて試験終了後にできなかったのかと。それも美和がそんなことを言うかと。

思ったわけですが。
でも、ユリユリは順子と待ち合わせをしていて待ってる。
来なかったらよけい心配してしまうよね。
何かしら心配させない嘘をつくことも、美和は考えたかもしれない。
でも、まっすぐすぎるユリユリにはあえて本当のことを言おうと思ったんだろうなと。

こういう時、馬鹿正直なのはどうかと思ったけど、逆にこれが順子の親友だからこその思いやりなのかもしれない。

ここでのユリユリの判断は想像がつかなかったけど、受験をすることを決意します。

いきなりの事故のシーンは、これまでの半分ファンタジックなラブコメにはそぐわない展開だったように感じますが、

・ここで美和も本気でユリユリにすべてを報告。

・そしてユリユリも本気で受験会場に向かう。

そんな重みを感じさせる転機だったので、後からよくかみ砕いて考察してみれば、ありなのかもしれない。


横浜流星の「兄恋」から「トッキュージャー」など最新映画からドラマまで、話題の最新作が続々入荷!⇒ mieru-TV 初月無料“>mieru-TV 初月無料

横浜流星の「彼氏をローンで買いました」はここだけ⇒ FODプレミアム(1ヶ月間無料)

考察・まとめ

■順子の母親も、ユリユリの父親もここで完全に和解できて良かった。

■エトミカ……きっと京大受かって、はんなりモテモテな数年後……という展開?

■山下の無理した笑顔が切ない。