第17話では、雪月の話で盛り上がる柴田家で
なつから自分に雪月のお菓子のお土産がないことに
分かりやすく落胆するスイーツ男子の泰樹や
照れ隠しもあって雪次郎をディスりまくる夕見子様など、
和やかな夕食の風景からスタートしました。
しかし、倉田先生と農協にインタビューに行ったなつが、
組合長の「十勝を全国1位の酪農王国にしたい」という
熱い思いや酪農家を助けるための取組を聞き
農協の意見に納得し自分なりに答えを出した帰りに、
柴田家で剛男と乳業メーカーと泰樹の直接対決が繰り広げられてしまいました。
その夜、泰樹はなつが柴田家に来てから初めての夕飯ボイコット。
きっと泰樹を傷つけてしまったと心配する家族をよそに、
泰樹はまるでスイーツを食べてストレスを発散する新人OLの様に自室でお饅頭を頬張っていました。
開拓一世の鋼メンタルを見せつけられた第17話でしたが、泰樹は無事家族と分かり合えるのでしょうか。
なつと勝農演劇部との関係もどうなっていくのか気になりますね。
アイキャッチ画像出典:公式サイト
Contents
「なつぞら」18話のあらすじ
第3週 なつよ、これが青春だ
4月15(月)~4月20日(土)
昭和30年初夏、なつは牧場を手伝いつつ、農業高校に通っていた。
ある朝、母牛が産気づき、泰樹は出産の準備をするが、生まれた子牛は息絶えようとしていた。
動揺する泰樹たちの前で、なつは思わぬ行動で子牛の命を救う。
一方、柴田家では酪農の経営をめぐり、泰樹と剛男がぶつかっていた。
家族の仲違いに悩むなつは同級生の雪次郎(山田裕貴)に相談すると、
演劇部顧問・倉田先生(柄本佑)を紹介される。倉田のアドバイスは意外なものだった!
出典:公式サイト
※ここからは、ネタバレが入ります。知りたくない人は急いで「戻る」ボタン推奨です。
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「なつぞら」18話のあらすじ・感想・ネタバレ
「なつぞら」第18話 4月20日土曜日放送
剛男は何人かいる結婚候補者の内の1人だった。富士子と剛男の結婚秘話。
「母さんはどうして父さんと結婚したの?」
「母さんと父さんは恋愛結婚だったの?」
というなつの可愛い質問に富士子は正直に当時のことを話します。
泰樹は19歳になった富士子を連れて結婚相手の候補者の家を
一軒一軒回って1人づつ候補者を見せて歩いたそうで、その中の1人が剛男だったそうです。
意外にも剛男に対してこの人しかいない!とパッションを抱いた富士子。
決め手はいつも本を読んでいたことと、富士子のことを誰よりも
よく見ていたことだそうですが、富士子が見初めた剛男に対して、
「あれはお前、他のやつを引き立てるために入れたやつだぞ」
と泰樹が言い放ったそうな。
結婚前から泰樹の剛男の扱い基本変わらないんですね。
富士子「何人かいるうちの1人だったのよ」
— しまりす (@s_a0621) April 19, 2019
剛男「へ?」
なつ「へ?」
へ??🤣🤣💦
ここでの剛男のカットイン、最高🤣🤣🤣#なつぞら pic.twitter.com/padTMFvXge
泰樹と奥さんとの悲し過ぎる死別、鋼メンタルにならなければ生きていけない程の辛い過去
泰樹は開拓者として北海道に渡ってから10年もの間、
ずっとひとりぼっちで来る日も来る日も荒地を耕し続けていました。
そんな日々の中でひとりの農家の娘に惚れて、
結婚の許しをもらうために毎日毎日その娘の家に
通い詰めて畑仕事を手伝い、やっと結婚の許しをもらったそうです。
そして、富士子が9歳の時にその人は突然病気で倒れてしまい、
泰樹が急いで帯広まで医者を呼びに行きますが、
その年に冷害に見舞われてお金のなかった柴田家に医者は来てくれもしなかったそうです。
お金がないことが理由で最愛の人を無くしてしまった泰樹はお葬式の最中に、
「組合があればなあ」
「組合がなきゃだめだな」
と悔しそうにはっきり言っていたと言います。
農協に理解がないわけではなかった泰樹が
今はどんな理由で農協を拒むのかも気になりますが、
苦労して苦労してやっと手に入れた幸せすらお金がないことを理由に失ってしまうなんて、
泰樹の悔しさとやるせなさを思うと胸が痛いですね。
開拓一世のメンタルが鋼というよりは、
苦労して努力して辛抱を繰り返してその先にこれだけのことがあったらもう、
メンタルを鋼にする以外に生きていく方法がなかったということなのでしょうね。
富士子を男手一つで育てていくためにも悲しみを嘆いたり腐っている暇もなかったのでしょう。
戦争のせいで、そうするしかなかったなつの様に。
あの2人の絆が深くなる理由がより分かった気がしますね。
それにしても悲しすぎます。
とてもナイスなタイミングでお茶を泰樹に持っていく富士子に心から敬礼。
口の中がもっさもさの泰樹おんじ、「お茶が欲しいな…」で(・д・ = ・д・)キョロキョロしてる背中がかわいい😆#なつぞら #草刈正雄 pic.twitter.com/2rGFoOAK28
— ぼんぼん (@krackey0204) April 18, 2019
ずるい大人の倉田先生に、いつの間にやら部員にされるなつ。
「先生はどんな演劇を作りたいんですか?
じいちゃんを励ませられる様な演劇ですか?
じいちゃんが見て面白いと思える様な、
感動できる様な、絶対に傷つけない様な演劇ですか?」
「私はじいちゃんに間違ってるとは言えません。
言いたくありません。
だからじいちゃんの気持ちに少しでも
寄り添えるようなことをしたいんです、見つけたいんです」
と演劇部の部室で倉田先生に正面から自分の気持ちをぶつけるなつ。
そのなつの熱い気持ちに応えようと、倉田先生も熱い演劇論を語ります。
そして目指すものが一致することがわかったなつは
何かできることがあるなら演劇部を手伝いたいと申し出ますが、倉田先生の答えは、
「女優として舞台に出ろ」
きっとなつ的には裏方的な何かを手伝うつもりで申し出たんでしょう。
酪農の仕事もあるし、時間もないし無理だと断るなつに、
「お前が出ていなくてどうやっておじいさんを楽しませる?」
「お前の思い、じいちゃんに響かせろ」
と説得され、勝手に勝農演劇部初の女優が誕生したと高らかに部員に宣言する倉田先生。
言っていることは正論ですが、倉田先生は意外とずるい大人ですね。
《なつぞらあるある》
十勝の大人はなつを巻き込みがち
驚愕!今まで女優無しで演劇やってたのか!#なつぞら pic.twitter.com/GbwCnzP7Sy
— ギズム_ネコガミ (@gismnekogami) April 19, 2019
「やっぱりじいちゃん大好き」なつと泰樹の可愛過ぎる仲直り!
牛舎で会った泰樹に謝るなつに、
「わしこそ悪かった」
と謎にとばっちりを受けた天陽くんや天陽くんの牛のことを謝罪する泰樹。
「やっぱりじいちゃん大好き」
となつから大好きなじいちゃんの称号を
取り戻し弾ける笑顔のデレデレおじいちゃんに戻る泰樹。
泰樹のあんな笑顔を久しぶりに見た気がして嬉しい気持ちになりますね。
その後、演劇部に協力する許可をもらったなつは、
じいちゃんにも見に来て欲しいと泰樹に頼みますが、泰樹はあっさり、
「なんで?」
と一言。
え、なつは泰樹のためを思ってあんなに演劇部で
熱弁してきたのに、「なんで?」って。
まあ、確かにいきなり演劇見に来てって言われたら
正しい反応かもしれませんが、あまりに予想外の一言に笑ってしまいました。
「お前が出るなら見に行ってやる」
という泰樹は
「するからには頑張れよ。1番になれ!」
「お前が出るなら楽しみだ」
「いいから出ろ!」
とどんどん夢を膨らませ泰樹の楽しみリストに入ってしまったなつの女優デビュー。
なつはもう女優として舞台に立つしかない状況に追い込まれました。
なつは一体どんな演劇をするのかとっても楽しみです。
何よりやっぱり泰樹となつの可愛いやりとりをまた見ることが出来て胸がほっこりします。
なつ「じいちゃん、色々と、ごめんなさい」
— しまりす (@s_a0621) April 19, 2019
泰樹「何あやまる…ワシこそ悪かった。天陽の牛🐄にも罪はない。干し草も持って行ってやれ」
なつ「ねえ、じいちゃん。やっぱりじいちゃん大好き」
泰樹「おいおいおい、バカ…いちいち、家族にんなこと言うな」
泰樹さんと一緒に泣けてくる😢#なつぞら pic.twitter.com/WW74Sc7NWb
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まとめ・考察
3.全体を通しての感想・まとめ・考察・富士子ちゃんはモテモテだった。
・剛男は何人かの中の1人。
・泰樹の過去が悲し過ぎる件。
・ナイスタイミングお茶。
・なつの「やっぱりじいちゃん大好き」が嬉しい。
・泰樹の弾ける笑顔が嬉しい。
・泰樹の一言でなつの祝勝農演劇部女優デビュー決定。
2匹の猫をモフモフしながら、ゆったりとテレビ鑑賞するのが最近の楽しみです。
今は連続テレビ小説の「なつぞら」を見ながら美味しい朝ごはんを食べることに夢中な元ネイリスト。
猫たちの寝顔を見ながらまどろむ瞬間がとても幸せです。